メールサーバーの障害が確認されたため、報告いたします。
なお、現在は復旧しており、同一サーバーを利用する別のアカウントでは問題なく動作していることから、本障害は特定のアカウントのみで問題が発生したものと推測されます。
※復旧しておりますが、しばらくの間、通常よりも注意深く稼動状態を監視いたします
不具合の期間
予想される不具合の期間は次の通りです:
3月14日 00時00分以降のどこかで問題が発生し、28日23時05分に復帰しました。ただし、到達していない電子メールがネットワーク内で生きている場合は、復帰以前の障害中に送信された電子メールでも今後到達することがあります(後述参照)。
※以下の情報から推測したものです
- 障害発覚前
- 3月14日00時00分発信の定期レポートは、正常に受信
- 障害発覚
- 3月28日18時51分発信のメールが不達であることを確認
- メンテナンス中
- 3月28日 23時04分発信の電子メールは、送信不能
(サーバーメンテナンスのため) - メンテナンス後
- 3月28日 00時00分発信の定期レポートは、28日深夜に受信
- 3月28日 12時46分発信の定期レポートは、28日深夜に受信
- 3月28日 18時51分発信の電子メールは、28日23時に受信
- 3月28日 23時05分発信の電子メールは、即時受信
電子メールの特性
電子メールは、送信後、即座に直接相手に到達するのではなく、幾つものサーバーを経由して相手に送信されます。通常、これらの複雑な通信は瞬時に完了するため、直ぐに届きます。
もし、何らかの問題があって相手(先のメールサーバー)と通信ができない場合は、保留状態になり、何度か送信が施行されます(送信時のエラーも出ず、受信もされないことから、ネットワーク内で電子メールが生きているなどと表現されることもあります)。
なお、一定の試行回数を超過すると、メールは破棄されます。試行回数内に相手(先のメールサーバー)に通信が可能になると、障害中に送信された電子メールが復帰後に到達することもあります。
注:今回の現象に関しては、遭遇率の多い「電子メールサーバー内のメールが、電子メールクライアントから読み出せない状態」いわゆる「電子メールが詰まっている状態」ではありません。
不具合の経緯
28日 00時~深夜
メールサーバーを監視しているシステムからは正常稼動と報告されているものの、経験とカンにより「特定のアカウントに」何らかの不具合が疑われたため、サーバーを操作し状態を確認した。しかし、問題は見つからなかった。
また、サーバーをチェックする前後にも同一サーバーを利用している他のアカウントは正常に稼動していた。
28日 18時51分
弊社スタッフが、(外部ネットワークから)特定のアカウントに対してメールを送信した。エラーはなかった。
28日 23時00分
弊社スタッフが、18時51分送信のメールが不達であることを確認したため、直ちにサーバーの確認作業に入った。
28日 23時01分
弊社スタッフが、再び(外部ネットワークから)メールを特定のアカウントに対して送信した。
28日 23時04分
弊社スタッフが、再び(外部ネットワークから)メールを特定のアカウントに対して送信した。
28日 23時05分
弊社スタッフが、再び(外部ネットワークから)メールを特定のアカウントに対して送信した。
28日 23時06分
問題となったサーバーを利用しているユーザーのうち、現時刻で連絡可能なお客様に対して即時連絡を行い、何らかの問題がなかったかを確認させていただき、追って詳細な情報(本情報)を発表する旨、連絡。
※お客様に対して聞き取り調査を行う理由は、今回問題になった特定のアカウントに対して問題が発生している旨を、お客様が弊社に対して連絡を試みた可能性もあるため。
28日 23時15分
弊社スタッフが、23時01分に発信した電子メールが到達した。
28日 23時25分
弊社スタッフが、18時51分に発信した電子メールが到達した。
28日 23時35分
28日 00時00分に自動的に送信されるメールのうち、不達であったものが到着した。
28日 23時54分
28日 12時46分に発信された電子メールが到達した。
29日 00時00分
29日 00時00分に発信された定期レポートが到達した。
28日 23時28分
28日 10時48分に発信された電子メールが到達した。
29日 00時30分~
情報発表および監視継続。
※定期レポート:定期レポートとは、弊社お客様施設内に設置された機器から、稼働実績や自己診断結果などを弊社に報告するものです